今回の記事は、無料テキストビューワーの「GigaText Viewer」の使用方法です。
こちらは、大容量のテキストデータでも早く開きますので、私はPrint関数で出力されたログの確認に使用しております。
かなり大きなログファイルもすぐに開きますので、とても便利です。
このソフトは、こちらのPrint関数の2回目の記事で少し紹介しています。
見た目は、Windowsの「メモ帳」の様なビジュアルですので、あまり違和感なく使用出来ます。
☑MQL4のPrint関数のログを分かりやすく確認したい
☑インストールするタイプのアプリは使用したくない
目次
GigaTextViewerとは
Giga Text Viewer は、巨大サイズのテキストファイルを瞬時に開いて閲覧する為のソフトです。
巨大ファイルの閲覧を主な目的としたソフトですので簡易的な編集機能しか備えておりません。
*作者様のサイトより引用
ブックマークの機能はとても便利でログの確認にはとても重宝します。
この記事では、設置方法から使い方まで説明致します。
Giga Text Viewer の設置方法
Giga Text Viewerはパソコンにインストールするタイプのソフトではありません。ですから、ショートカットは自動で作成されませんので、自身で使いやすいようにショートカットなどを作成する必要があります。
「GigaTextViewer」のショートカットを作成
最初に使いやすいように、デスクトップにショートカットを作成します。
まずは、こちらのサイトからダウンロードして下さい。
①ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので、ファイルを右クリックして「すべて展開(T)]を選択して下さい。
②そのまま「展開」していただくか、「参照(R)」を選択して任意の場所に解凍して下さい。
③解答されたフォルダをダブルクリックします。
④デスクトップへショートカットを作ります。
⑤デスクトップで右クリックを離して「ショートカットをここに作成(S)」を選択します。
以上でショートカットの作成は終了です。
Giga Text Viewer でのファイルの開き方
ファイルの開き方は何種類もありますが、今回は4種類を紹介します。ここでは、ログファイルを使用してファイルの開き方を説明致します。あなたの気に入った方法で開いて下さい。
1.GigaTextViewerを起動させてから開く方法
①先ほど作成したショートカットから、GigaTextViewerを起動させて下さい。
②「ファイル(F)」から「開く(O)」を選択します。
③右下のファイルの種類を「全てのファイル」に変更して下さい。
④保存されているフォルダから開きたいファイルを選択し、「開く(O)」を押します。
GigaTextViewerを起動させてから開く方法は以上です。
2.ショートカットにファイルをドラックアンドドロップして開く方法
①開きたいファイルを準備します。
②ファイルをショートカットにドラックアンドドロップします。
ショートカットにファイルをドラックアンドドロップして開くは以上です。
3.「送る」で開く方法
「送る」で開く方法は、GigaTextViewerで設定する必要があります。しかし、ファイル開くのが簡単になります。設定は簡単ですので、設定しておくことをオススメします。
①GigaTextViewerを起動させて下さい。
②「設定(T)」から「Option」をクリックして下さい。
③「送る」メニューに追加 にチェックしてして下さい。
④そうしますと、開きたいファイル上で右クリックをして「送る(N)」にカーソルを乗せるとGiga Text Viewerが選択できるようになります。
「送る」で開く方法は以上になります。
4.常に使用するアプリに設定して開く方法
最後は、Giga Text Viewer を常に使うアプリに設定します。設定は少し面倒ですが、一度設定すると次からは、ファイルをダブルクリックして開けるようになるのでとても便利です。
①開きたいファイルを右クリックして、メニューから「プログラムから開く(H)」をクリックして下さい。
②出てきたメニューから「その他のアプリ↓」をクリックして下さい。
③Giga Text Viewerが表示されていない場合は「このPCで別のアプリを探す」をクリックして下さい。
④どのアプリを使用するのか問い合わせて来ますので、使用するアプリ(今回はGiga Text Viewer)を選択して下さい。
Giga Text Viewerの場所が分からない場合は、次以降を参考にして下さい。
⑤Giga Text Viewer の格納場所を探します。
最初の方で作ったショートカット上で右クリックをして下さい。次に「プロパティ(R)」をクリックして下さい。
⑥「ファイルの場所を開く(F)」をクリックして下さい。
⑦アドレスバーを右クリックして「アドレスをテキストとしてコピー(O)」をクリックして下さい。
⑧ ④のところに戻り、「ファイル名(N)」に張り付けて下さい。
⑨貼り付けたら、「開く(O)」をクリックして下さい。
⑩「GigaTextViewer.exe」をクリックしてから。「開く(O)」をクリックして下さい。
⑪下記画像の順にクリックして下さい。
⑫アイコンの画像が変更されて、次回からダブルクリックで開くようになります。
「常に使用するアプリに設定して開く方法」は以上になります。
Giga Text Viewerの使い方
前述致しましたが、Giga Text Viewerは大きいファイルの閲覧に特化したソフトですので、編集する際はひと手間が必要になります。それから、ブックマークの機能はとても便利です。ログの確認では、この2つの機能と文字の検索が使用出来れば十分ですので、今回はこの3つの使用方法を説明致します。
文字を検索する方法
まずは、検索の方法から説明致します。基本的には、Windowsの「メモ帳」と同じです。
①「編集」をクリックして「検索(F)」をクリックします。または、キーボードで「Ctrl+F」を押します。
②検索する文字を入力して「OK」をクリックして下さい。(今回は #1 と入力)
③そうしますと、「#1」が下画像のように検索されます。
④次の”#1”を検索する場合は、「編集」をクリックして「次を検索(N)」をクリックします。または、キーボードの「F3」キーを押して下さい。
④そうしますと、次の"#1"が検索されます。(因みに、前の検索は出来ません)
「文字を検索する方法」は以上になります。
編集する方法
次は編集する方法です。何度も申し上げておりますが、Giga Text Viewerは閲覧に特化したソフトです。ですから編集は少し面倒になります。
ログ確認の場合はほぼ編集することは無いと思いますが、何か文字などを書き足したいときもあると思いますので、ご説明いたします。
①編集したい文字を選択します。(今回は"30"を"50"へ編集します)
②右クリックをして、「テキストの編集(E)」を選択して下さい。
③編集画面が別ウィンドウで開きます。
④"50"と編集して、「OK」をクリックして下さい。
⑤"50"と編集されました。編集すると、自動で保存されます。
「編集する方法」は以上になります。
ブックマークを設定する方法
最後に、ブックマークの設定方法です。ブックマークを設定しておくと、その箇所にすぐにジャンプ出来ますのでとても便利です。
私はログ確認の際、エントリーや決済の確認に使用しています。何かエラー等で思った通りの動きが出来ていないときに、1回目と2回目のエントリーや決済の確認をする場合に使用します。
①ブックマークしたい文字を選択します。その後に、「ブックマークを設定」をクリックして下さい。
②「ブックマークの一覧」をクリックすると、右にブックマークのウィンドウが出ます。
③同じように他のブックマークを設定して下さい。(検索を活用すること探しやすいです)
④ブックマークをクリックするとその箇所に移動します。
このようにすると、1回目と2回目のエントリーや決済の比較が容易になります。
⑤Giga Text Viewerを閉じるときは、ブックマークの設定も保存した方がいいと思います。
⑥再度ファイルを開く場合、ブックマークを読み込みたい場合は「はい(Y)」をクリックして下さい。
⑦ブックマークが読み込まれた状態で開きます。
「ブックマークを設定する方法」は以上になります。
MQL4 ログ確認で活用できるGiga Text Viewerの使用方法のまとめ
今回は、私がログの確認で使用している、大容量のファイルでもすぐに開くことができる、Giga Text Viewerの紹介でした。
理解の遅い私は、Print関数を多用する為、どうしてもログファイルの容量が多くなってします。
そのような大容量のファイルでも、Giga Text Viewerは全くストレス無く開きますし、しかも無料です。
作者様には、本当に感謝致します。このような便利なソフトを無料で使用させて頂きありがとうございます!
これからも沢山活用させて頂きます!